スポーツの秋
先月、父親に誘われて、テニスをしていると、突然「痛っ」という声とともに父親が転倒しました。駆け寄ってたずねると、「足首にボールが当たった。」と訴えているので、見てみるとアキレス腱が
切れていることが、わかりました。アキレス腱が切れた時の特徴として、何かがぶつかった様な感じがしたり、叩かれたような感じがする事がよくあるそうです。
現地でバケツに氷と水をいれて、20分ほど冷やした後、病院に行くことに。医師からは、手術を勧められて、後日、手術する事になりました。現在、術後1ヵ月以上経ったのですが、経過も良好で、病院でのリハビリに加え、当院にも来院して、年内のスポーツ復帰を目標に、頑張ってリハビリを続けています。
一般的には、ギプス治療と手術があります。短時間でスポーツをしたい方は手術がお勧めかと思います。 リハビリとしては、足の関節を固定するので、関節が固まりやすくなるので、関節可動域訓練や、関節固定により使ってなかったため、落ちてしまった筋力を戻すための、運動や運動指導、筋力低下から緊張しやすくなっている筋肉へのマッサージや超音波療法などになります。 受傷好発年齢は30〜40歳代であり、50歳以上の年齢層にもう一つ小さなピークがあります。父親の場合、50歳以上の年齢層というのが、ピッタリはまる好発年齢であったわけですが、運動前の、ストレッチや
アップというのをおろそかにしている方いませんか? 学生のようにコンスタントに部活等で、運動している方は別として、週に1回の運動でストレッチやアップをしていない方は、アキレス腱だけでなく、
ケガをする可能性が上がると思いますよ。
当院でも予防や対策指導など、気になる方にはしておりますので、お気軽にご相談ください。 スポーツの秋ですが、皆さん気をつけて下さいね☆
保険治療スタッフ 木村 慶次
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